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イベント情報

シンポジウム:理性から情動へ [2019年02月20日]

開催日:2019年3月12日

会場:国際文化会館

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「人と情報のエコシステム(HITE)」研究開発領域 シンポジウム
   理性から情動へ 〜 AI&データ時代、選択を委ねる人間たち
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【 日 時 】 2019年3月12日(火曜日) 18時00分~20時30分
【 会 場 】 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール(東京都港区六本木5‐11‐16)
【 参加費 】 無料/事前申し込み必要
【 詳    細 】     https://www.jst.go.jp/ristex/hite/topics/404.html
3/12(火)「理性から情動へ 〜 AI&データ時代、選択を委ねる人間たち」シンポジウム開催
「人と情報のエコシステム(HITE)」研究開発領域 シンポジウム 理性から情動へ…
www.jst.go.jp
【 概     要】
AIやデータ社会の発展は、これからの人類社会や人間観を変化させ始めている。
2016年のアメリカ大統領選やBrexitにおいてフェイクニュースが投票行動に与えた影響
にみられるように、「情報さえあれば、個人は理性的で合理的な選択を行いうる」
という近代社会の基本理念はすでに崩れつつある。
また、生活のデジタル化に伴うターゲッティング広告やオーダーメイド型サービス
などの進展は、人間の主体的な判断より、機械による判断が優先される時代の到来
を告げているようにもみえる。

このような時代を迎えるにあたって、私たち人類は今後も「近代的個人」が持つべき
とされてきた「理性的な判断能力」に依拠し続けるべきなのだろうか。
そうではなく、従来の人間観を更新し、「理性」ではなく「情動」に基づいた
社会システムを構築していく可能性を探るべきではないだろうか。
本シンポジウムでは「理性から情動へ」をテーマに、新たな個人と社会の
「徳(Virtue)」とはなにか、そして人間と機械が融合した人機一体の哲学=人機学の
確立を議論する。

【プログラム】
18:00-18:15 開会挨拶・話題の提供 「ターゲッティング広告の衝撃」
國領二郎(慶應義塾大学総合政策学部 教授/「人と情報のエコシステム」総括)

18:15-18:55 講演 「情動の哲学~人機一体時代の新しい哲学」
信原幸弘(東京大学大学院総合文化研究科 教授/「人と情報のエコシステム」アドバイザー)

18:55-20:25 パネルディスカッション 
「『機械による選択』を前提とした社会システムとは?」
稲谷龍彦(京都大学大学院法学研究科 准教授)
柴崎亮介(東京大学 空間情報科学研究センター 教授)
鈴木貴之(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
ドミニク・チェン(早稲田大学文学学術院 文化構想学部 准教授)
信原幸弘(東京大学大学院総合文化研究科 教授/「人と情報のエコシステム」アドバイザー)
モデレーター:塚田有那(編集者・キュレーター)

20:25-20:30 閉会挨拶
森田 朗(津田塾大学総合政策学部 教授/科学技術振興機構社会技術研究開発センター長)

【お問い合わせ】
科学技術振興機構社会技術研究開発センター「人と情報のエコシステム」領域事務局
Tel:03-5214-0133  Fax:03-5214-0140
E-mail:info-ecosystem@jst.go.jp

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最終更新日 - (c)2006 科学基礎論学会
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